犬のトイレをDIY。手作りトイレで飛び散り防止

DIY犬のトイレ ブログ

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは O’KNEEです。

このブログでは犬との暮らしに関する内容の記事を書いています。

家の中のトイレでおしっこをするとき、飛び散ったり足についたりして気持ち悪いな…。

掃除も大変です。何かいいトイレはないですか?

そんなワンちゃんと飼い主さんのお悩みを解決していこうと思います。

この記事の内容
  • 犬のトイレに必要なこと
  • 安い材料費で作れる犬のトイレ
  • ペットシーツ選び

トイレのサイズは体の大きさに合ったものが理想です。そしてワンちゃんによってクセや好みの空間もあると思います。毎日使うトイレですから快適にしてあげたいですよね。

そこで今回は ホームセンターで購入できる材料で犬のトイレを作ってみました。低コストで簡単に作れて しかも掃除がしやすいトイレです。市販でいいトイレがなくてお困りでしたらぜひ参考にしてみてください。

犬のトイレに必要な条件

ワンちゃんに合った囲いの高さ

男の子の場合 よく片足を上げておしっこをしますが 家の中ではしゃがんでする子も多いと思います。その子のスタイルに合わせたトイレを用意してあげましょう。いずれにしてもまず囲いの高さを考えます。

囲いがあることで そこがトイレであることを認識すると同時に安心感も得られます。ただし圧迫感があってはリラックスできないので またぎやすく飛び散りをガードできる程度の高さに調節します。

十分な広さ

犬はくるくる回ってトイレの位置を確認する習性があります。なので ワンちゃんの体の大きさに応じて トイレの中で回れる広さにしてあげたいです。

我が家は大型犬なのですが 横幅90cm 奥行き70cmほどのスペースにしています。小型犬・中型犬でも 横幅70cm 奥行き60cmくらいあるといいと思います。

吸収の良いペットシーツ

レギュラーサイズは吸水性は低いですが部分的に交換できるので経済的です。また 厚型タイプのペットシーツなら瞬間的に水を吸って飛び散りも少なくなります。

何種類か買っておいて 使用箇所に応じてペットシーツを使い分けるのがおすすめです。爪を引っ掛けても表面が破れにくいようなものにしましょう。

ペットシーツの固定

シートをビリビリにするという問題行動を耳にします。ワンちゃんは布や紙を見つけると つい噛みたくなってしまいます。なので シートの端を固定することができればそのような行動を抑えることも可能になります。

囲い付き犬用トイレの作り方

以上をふまえて 犬のトイレを作ってみました。

こちらが材料です。

① カラーアングル30型(長さ90cm)1本 … 657円(税込)

② カラーアングル30型(長さ45cm)2本 … 272円×2=544円(税込)

③ アングルをつなぐための補強アングル 2個 … 107円×2=214円(税込)

④ PPクラフトシート(ポリプロピレン)1枚 … 1,298円(税込)

⑤ アングルをつなぐための六角ボルト(12ヶ入)1袋 … 162円(税込)

⑥ Uパッキン 3m … 1mあたり¥118×3= 354円(税込)

平ホワイトウッド30(長さ1,000mm)1本 …426円(税込)

合計 ¥3,655(税込)でした。

大型犬用なので横幅を90cmにしていますが 45cmや60cmのアングルを使えばトイレの広さを変えることができます。

フレームを作る

まずは アングルをコの字型に組み立てます。90cmのアングルと45cmのアングルに 補強アングルをつけてボルトで止めます。とりあえず4個のボルトで仮止めしました。

この時点では手で締める程度にしておきます。

囲いを作る

次に 囲いになる部分を作ります。

厚さ0.75mmのポリプロピレン素材なので カッターやハサミで切ることができます。

背の高い大型犬はおしっこの跳ねも高くなるので 調整が必要になると思います。中型犬・小型犬も場合も 無理なくまたげる高さに調節してください。クラフトシートを横長にして20cm幅のものを2枚と 10cm幅のものを1枚作ります。

前面を一番低くして 背面に向かって徐々に高くしたいので このような形に切りました。

前面部と背面部を5cmくらい重ねた状態で 決めた位置に2枚とも切り込みを入れます。ネジで固定する位置です。幅5mm・高さ2cmにしました。

フレームと囲いを固定する

囲いの形ができたら 六角ボルトで固定します。先ほど切り込みを入れたところで2枚を重ねて ボルトで固定します。

囲いにUパッキンを取り付ける

ケガ防止のためのUパッキンを囲いに取り付けます。足で引っ掛けると取れるのでボンドで接着してください。移動などで分解するときは 囲いを丸めてコンパクトにもできます。

完成

完成です。

我が家で使用しているコーナン オリジナル ペットシーツ レギュラーの大きさが33cm×45cmです。6枚敷くためこのようなレイアウトにしました。

シートを押さえるための平ホワイトウッドをペットシーツの上に置いてみましたが ステンレス製のプレートなどもう少し重みがあったほうがズレにくくなります。

我が家はクッションマットの上で使っているので滑りませんが フローリングに設置する場合は裏側に滑り止めをしてください。漏れが心配な場合はペットシーツの下に防水シートなどを敷いてください。

犬用手作りトイレ 設置後の様子

さすがに大型犬とはいえ10cmの囲いは高過ぎたようで 何度もおやつでトイレの中へ誘い込んだのですが3日たっても使ってくれませんでした。ですが足の感触だけは分かってもらえたと思います。

まず いつも進入する部分の囲いをハサミで切って高さ5cmにしました。トイレの中に入る回数は増えてきましたがそれでもまだ戸惑っていたので おしっこが当たる部分も高さ5cmに下げました。

そして5日目 大好物のおやつで誘導しておしっこをするまでおあずけしてみたところ 渋々ですが使ってくれました。おそらくパピーの頃から上手におしっこをすると何かもらえるという考えがあるのでしょう。すぐにしっかりと褒めておやつをあげました。

こんなに低くして囲いの意味があるのかと思いましたが 5cmの壁でも見事に飛び散りを防いでくれます。約9割は飛び跳ねを防いでくれます。

おしっこの量によってペットシーツの置き方にも工夫が必要です。最初のうちはギリギリまで我慢するので ペットシーツを一度に2〜3枚使うかもしれません。ペットシーツ同士を10cm以上重ねて敷くことで漏れを防いでくれます。

もう一つのポイントは裏に漏れないように囲いにも沿わせて敷くことです。囲いにペットシーツを固定するためホームセンターでこのようなエッジカバーを追加購入しました。

問題はおしっこをしたペットシーツを踏んでしまうことです。ときどき後ろ足で踏んでしまい トイレの外に足跡がついていることがあります。吸収性・速乾性の高いペットシーツに替えることでこの問題はクリアできるかもしれませんが しばらくはこのまま様子を見たいと思います。

このトイレにしてからというもの掃除が本当に楽になり トイレットペーパーとクリーナーの使用量も劇的に減りました。経済的なトイレを作ることができて満足しています。

犬用手作りトイレのデメリット/メリット

デメリット

  • 材料を集める手間がかかる。
  • 作業時間と労力を要する。
  • 丈夫な素材を使うほどコストは上がる。
  • 囲いの高さが合わないと飛び越えにくく おしっこを踏みやすくなる。

メリット

  • 高さや広さなど 愛犬の大きさや性格に合わせて作ることができる。
  • お部屋のレイアウトに合わせた形にできる。
  • 分解すればコンパクトになるので 移動や旅行にも使える。
  • 囲いがクリアなので横からでもペットシーツの状態が分かりやすい。

ペットシーツ選び

我が家では コーナン オリジナルペットシーツ レギュラーを使っています。

一枚あたりの値段 約7円はかなり経済的だと思います。表面はサラサラしていて爪が引っかかりませんし 薄型なのでゴミが少なくて済みます。ですが最近1回のおしっこの量が多く吸収しきれなくなったので他のペットシーツの購入も考えています。

カインズ Pet’s One 薄型ペットシーツ は レギュラーサイズ148枚入りで998円(税込)なので 一枚あたりは約6.7円。サイズは32cm×44cmでコーナンよりほんの少しだけ小さくなります。吸収スピードとコスパの良さが魅力です。

DCM ペットシーツ レギュラーは 180枚入りで1,408円(税込)です。一枚あたりの値段が約7.8円で コーナンのペットシーツより少し高くなりますが 吸収がよく広がらないと全体的に高い評価となっています。レギュラーサイズは34cm×45cmで平均的な大きさです。

3つ目はホームセンターではありませんが ペット用品通販サイト「PEPPY」のマジカルシーツです。吸収力抜群の薄型ペットシーツ(中厚型)は 吸収力がありコスパも良いと 大型犬の飼い主さんはもちろん全体的に高評価です。 102枚入りで1,430円なので一枚あたり14円です。こちらもいずれ試してみたいと思います。

ホームセンターのペットシーツの比較レビューをこちらの記事にまとめました。

まとめ

手作りの犬のトイレの作り方の一例をご紹介しました。100均で揃えればもっと材料費は安く抑えることができますが 今回はホームセンターで全て購入しました。

囲いの高さが高すぎると出入りがしづらくなります。この方法なら様子を見ながらハサミなどで切って高さ調整ができるのでいいと思います。

制作時間は考えながら作ったので2時間ほどかかりましたが 工程は少ないので比較的簡単に作ることができました。

囲い付きの手作りトイレ」ぜひおすすめしたいです。

>>> 犬の散歩トレーニング。引っ張り癖を直すには

>>>大型犬の人気レインコート。おすすめトップ3

コメント

タイトルとURLをコピーしました