狂犬病予防接種について。打たないとどうなるの?

狂犬病予防接種 ブログ

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こんにちは O’KNEEです。

このブログでは犬との暮らしに関する内容の記事を書いています。

狂犬病予防接種を受けないとどうなるの?

この記事の内容
  • 狂犬病予防接種の義務
  • 狂犬病予防接種を受ける理由
  • 狂犬病予防接種の接種方法

春は狂犬病予防接種の季節です。

3月末になると各市町村から予防接種の通知書が送られてきますね。

今回は 狂犬病予防接種について解説します。

狂犬病予防接種の義務

犬を飼う場合は必ず市町村に犬の登録をしなければいけません。

厚生労働省の説明に

「狂犬病予防法」(昭和25年法律第247号)に基づき 91日齢以上の犬の所有者は その犬を所有してから30日以内に市町村に犬の登録をし 鑑札の交付を受けると共に 狂犬病の予防接種を犬に受けさせ 注射済票の交付を受けなければなりません。交付された鑑札と注射済票は 必ず犬につけなければなりません。

とあります。

犬を飼い始めたその日から30日以内にまず各市役所・町村役場(環境課)へ行って 犬を飼いましたという届けを出さなくてはいけません。犬の登録手数料は3,000円です。

子犬は生後60日(生後2ヶ月)頃から母親からの免疫がなくなってくるので 生後約2ヶ月目から3週間ごとに3回 混合ワクチンを接種します。

ペットショップもブリーダーも生後56日以下の子犬・子猫の販売は法律で禁止されているので 早い子でも家に来てから一回目の混合ワクチンを打つことになります。

すでに生後91日以上であれば狂犬病予防接種の義務が発生するのですが 3回目の混合ワクチンが終わったばかりの場合は 負担を避けるため2週間あけてから狂犬病ワクチンを接種しましょう。

犬の登録毎年一回の狂犬病予防接種鑑札と注射済票の3つが飼い主の義務ということになります。

予防接種を受けさせていない所有者(飼い主)は20万円以下の罰金が科せられます。

厚生労働省の説明の中に「鑑札と注射済票は必ず犬につけなければなりません」とありますが 常に犬につけておく必要はありませんが いつでも提示できるように携帯しておいたほうがよいでしょう。

ペットホテルやドッグラン等によっては接種証明がないと入れないところもあります。

狂犬病予防接種を受ける理由

日本では狂犬病が出たというニュースは聞きませんが 海外では多く報告されています。 過去には海外で狂犬病にかかった人が日本に持ち込んだという例もあります。

狂犬病はすべての哺乳類に感染しますが 人への感染の原因となるのは一番近い存在の犬です。海外では犬から人へ感染して蔓延するというのがほとんどです。人への感染を防ぐために一番の原因となりうる犬への予防接種が義務付けられています。

感染した犬に噛まれたり 傷口を舐められたり その唾液が粘膜から入り込むことで感染します。狂犬病ウイルスの潜伏期間は1〜2ヶ月です。

狂犬病にかかった犬は まず食欲がなくなったりいつもと違う行動をします。その後 興奮して攻撃的になりよだれを流し狂暴になります。最後は大量のよだれ・筋肉の麻痺・昏睡そして死に至ります。発症してから死に至るまでは約1週間です。犬がかかると治療が行われず安楽死させます。

人がかかると発熱・頭痛・倦怠感など風邪のような症状に始まり ウイルスが神経から脳に入り生命を維持する機能が破壊されます。 そして興奮・錯乱・幻覚を起こし最終的には昏睡状態になり死亡します。発症すると100%死に至ります。噛まれた後 すぐに複数回のワクチンを打てば発症を防ぐことができます。

狂犬病予防接種を受ける方法

私が住んでいる市では毎年このようなハガキが届きます。

市町村ごとに指定された日時に接種会場へ行くか かかりつけの動物病院で打ってもらうという選択ができます。

毎年一回の接種が義務化されていて 4月から6月が狂犬病予防接種期間となります。

このハガキを持ってかかりつけの動物病院へ行き 狂犬病予防接種をします。

犬を飼い始めたばかりの場合の費用は 登録手数料+注射料+注射済票交付手数料を合わせて約6,500円です。

2年目以降は注射料+注射済票交付手数料で約3,500円になります。

2年目以降はフィラリアの検査も同時に行うこともできます。狂犬病予防接種と同時にフィラリアの検査を受ける場合は別途検査費用がかかります。(必ずしも同時に受ける必要はありません。)

ルーイ
ルーイ

僕は毎年、狂犬病とフィラリア検査を一緒に受けるよ

ハガキに 「令和4年の集合注射は新型コロナ感染拡大防止のため中止します」と記載がありました。

各市町村によって集団接種を中止したり曜日や時間を限定して行なっているところもあります。詳細は各市町村の環境課にお問い合わせください。

まとめ

WHOによると全世界では狂犬病によって毎年5万人の死者が出ているそうです。

犬だけではなく猫・コウモリ・サル・アライグマ・タヌキなどからも感染することがあります。

海外へ行ったらむやみに動物に触らないようにしましょう。

日本にもいつどのように入ってくるかわかりません。愛犬を守るためにも毎年一回必ず狂犬病予防接種を受けましょう。

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