こんにちは O’KNEEです。
このブログでは犬との暮らしに関する内容の記事を書いています。
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僕は食べていけないものがあるの?
犬は私たちにとってかけがえのない家族です。
ですが どんなに仲良しでも共有できないことがあります。
今回は犬に害のある食べ物について解説します。
食べ物の管理は飼い主の責任
我が家のラブは食欲旺盛で のどを通るものであればなんでも食べようとします。
フードストッカーのフタがしっかり閉まっていないと 知恵を使って開けてしまいます。
ある日 仕事から帰ってきたらドライフードが散らかっていました。袋の中を見ると半分ほどしか残っていなくて おなかはパンパンに膨らんでいました。
14kgのフードがまだ開けたばかりだったので6〜7kgくらいは食べたと思われます。
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さすがに全部は食べきれなかったな〜(汗
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幸い体調を崩すこともなかったのですが その信じられない食欲に恐ろしくなりました。
犬の満腹中枢は人間より鈍いので 満腹感を感じるのに時間がかかるそうです。
なんでも美味しそうに食べてくれるので ついあげたくなってしまうのですが 私たち飼い主がしっかり管理して決まった量を与えないと すぐに肥満になってしまいます。
肥満になると関節や内臓の病気になります。
ごはんやおやつは開けられないように重石をするか 絶対に届かない場所に保管したほうがいいですね。
薬もおやつだと思って飲んでくれるので その点では助かりますが。
犬の楽しみの数って 人間の何分の1なんでしょう。
散歩に行くこと 昼寝すること 家族と遊ぶこと 食事をすること。
数少ない楽しみの中で 食べることは特に楽しそうです。
なのでつい美味しいものは共有したくなるのですが いつまでも健康で楽しく食べてもらうためには私たち飼い主がしっかり管理しなくてはいけません。
犬が食べると危険なもの
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最近はだいぶ知られてきましたが 犬が食べてはいけないものが多くあります。
例えば 長ねぎ・玉ねぎ・チョコレート・ぶどう(特に皮)・甲殻類(えび・いか・かになど)などです。
ネギ類は赤血球が破壊され 溶血性貧血を起こし 貧血が重症化すると最悪の場合死に至ります。その他の症状は下痢・嘔吐・血尿・呼吸困難などがあります。加熱をしても成分は消えないため ネギ類を使った人間の料理も与えてはいけません。
ニンニクもネギの仲間です。玉ねぎの5倍の有害物質が含まれているため少量でも危険です。ねぎ同様 重度の貧血を起こし最悪の場合は死に至ります。
チョコレートはテオブロミンという成分によって中毒症を起こします。テオブロミンは体内で分解できないので蓄積されていき下痢・嘔吐・不整脈・脱水や痙攣などを起こします。カカオの濃度が高いほど危険です。
ぶどうは特に危険で 皮に腎不全になる成分が含まれています。老廃物が体から排出されず 最悪の場合 死に至ることもあります。レーズン・干しぶどうも同様です。
イカ・タコはチアミナーゼによってビタミンB1が破壊されてしまうので 生で与えてはいけません。加熱してあれば少量なら問題ないですが 消化不良を起こす可能性があるためあまり与えるべきではありません。
エビ・カニなどの甲殻類にもチアミナーゼが含まれるため生で与えてはいけません。加熱してあれば少量であれば大丈夫ですが 与えすぎると消化不良で下痢や嘔吐を起こします。
他に食べさせないほうがよいものとして ナッツ類・アボカド・ハムやウィンナーなどの加工肉・アルコール類・カフェインを含む飲料などがあります。
トマトを与える場合 へたに有毒物質が含まれることがあるので取り除いてあげましょう。
ブルーベリーは 与えすぎなければ犬にとって良いものだそうです。ぶどうやレーズンと混同しないように気をつけましょう。
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ブルーベリー大好き!
鶏の骨は もともと先祖は雑食だったので食べられないことはないのですが 犬は丸飲みする習性があるので 鋭くとがった骨が胃や腸を突き破る可能性があります。与えないほうがよいでしょう。獣医さんによっては 出血がないのであれば消化されて出てくるので様子を見てくださいと言われることもあります。
昔 犬を飼っていたころは なんでも与えていた記憶があります。人間の食べ残しを混ぜたりして。その中には味噌汁のネギも入っていました。気がつかなかっただけで体のどこかに影響が出ていたのかもしれませんね。
犬は何でも口にしてしまうので 料理中に落ちたものなどを拾い食いしないように気をつけなくてはいけません。
大型犬の場合 小さな靴下なら1〜2週間ほどで出てくることもありますが シップや人間の薬など ものによっては中毒症を起こすこともありますので もしそういったものを飲み込んだ場合は かかりつけの獣医さんにご相談ください。
誤飲には気をつけましょう。もし胃や腸で詰まってしまうと手術ということもあります。
犬がネギを食べてしまったら
ネギ類を食べたことにすぐに気づいたらまず落ち着いて動物病院に連絡してください。日中であればかかりつけの病院に。夜間や休日であれば 最寄りの動物救急センターなどに電話します。そして食べた時間と量 現在の犬の状態を伝えます。間違った方法で無理に吐かせると消化器の粘膜を痛めたり 窒息死の危険もあります。必ず獣医師の指示に従ってください。
その他の食べてはいけないものを食べてしまっても同様に様子を観察して 異常が見られたらかかりつけの動物病院に相談しましょう。
決して自己判断の応急処置はしないようにしてください。
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