大型犬の食器の高さは何センチ?おすすめの食器台

犬の食器台 おすすめ

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは O’KNEEです。

このブログでは犬との暮らしに関する内容の記事を書いています。

ごはんを食べるときの食器の高さって高いほうがいいの?

この記事の内容
  • 食器を床に置いて食べることのリスク
  • 食器の高さはどれくらい?
  • 食器台のおすすめ

みなさん ワンちゃんの食器の高さはどうしてますか?

つい最近まで 我が家では床に直接置いて食べさせていたのですが 食べている最中にむせたり 食べた後には吐き戻したりよだれがたくさん出ることがありました。

食べるときの食器の高さに問題があることを知り 食器台に置いて食べさせるようにしてから吐くことは無くなりました。

もし同じような症状がある場合は 食器を高くすることで改善できるかもしれません。

おすすめの食器台もご紹介しますので ぜひ参考にしてみてください。

食器を床の上に置いては食べてはいけない?

胃腸への負担

通常 犬の食道は地面に対して水平になっていて 食道の周りにある横紋筋を使って食べ物を胃に送ります。

ということは 床に置いてあるものを食べる場合 食道は逆さまになります。

大型犬であるほどその角度は急になります。

食べたものを胃に流すための横紋筋に負担がかかってしまい 結果胃や腸にまで負担がかかることになります。

その姿勢で食べるために余計な筋肉を使うので 早食いになってしまいます。

空気も一緒に飲み込んでしまうので 胃捻転いねんてんも起こしかねません。

胃捻転とは 食後の激しい運動や早食いなどが原因で胃がねじれしまう致死率の高い病気です。

胸の深い大型犬に多く起こり 特に老犬は胃を支える靱帯が緩んでくるので注意が必要です。

食べこぼし

頭が低い姿勢で食べるため 遠い位置で食べなくてはいけません。

人が長い箸を使って食べるのを想像してください。

口のコントロールが難しくなりフードが飛び散ってしまいます。

また 床に飛び散ったフードを拾って食べることは衛生的にも問題があります。

関節への負担

前のめりになった姿勢では 上半身を支える肘の関節に負担がかかり 関節炎を起こす可能性があります。

足腰の弱い老犬・ヘルニア・関節形成不全の犬にとっては辛い姿勢で食べなくてはいけません。

無理のない姿勢で食事を摂ることが理想的です。

食器台で犬に合わせた高さにする

以上のようなことから 食器の高さは床よりも高くしたほうが良いということになります。

どれくらい高くすればいいかというと 小型犬も大型犬も頭を少し下げるくらいで食べられる高さが理想です。

水飲みも同様ですが あまり高すぎるとむせるので様子を見ながら高さ調節します。

また 食欲旺盛でガツガツ食べる子は 食器台が倒れないように安定したものを選ばなくてはいけません。

そして どうしても食べこぼしはありますので ぬめりやカビがつきにくいものや洗いやすい材質のものが衛生的です。

滑り止めや傾斜をつけられるタイプが食べやすくなります。

おすすめの食器台

安定性・洗いやすさ・衛生面・デザインなどを考慮して おすすめの食器台をピックアップしてみました。

体の大きさや食べ方のクセなどに合わせて選んでみてください。

松三製作所(アワーズ)ハイタイプ フードボウルスタンド

創業50年の松三まつみ製作所が作るペット用品ブランド「アワーズ」のハイタイプのアルミテーブルです。

熟練の職人の丁寧な作業により 色落ちやバリのない安心して使える製品になっています。

ハイタイプですがテーブルの高さは 低い部分が19cmで 高い部分が21.9cm 。

専用のステンレスボウル(直径16cm× 深さ5cm)がついています。

ハイタイプとは言っても高いほうではありませんが 大型犬でも比較的ラクに食べられる高さなのではないでしょうか。

見た目もスタイリッシュで インテリアとしてもいい感じです。

Petio ウッディドッグテーブル

使い慣れたお気に入りの食器がある場合は食器台だけ欲しいので テーブルタイプを選択することになります。

ペティオのウッディドッグテーブルは テーブルの高さと角度を調節できる 天然木使用の食事台です。

幅38cm/奥行き17cm/高さ17cm/重さ1250g

テーブルの高さは 8cm・11cm・14cm・17cmの4段階に調節できます。

角度をつけられるのもいいですね。

塩化ビニル樹脂の滑り止めマットがついています。

S.P.B スーパーペットボウル シングルダイナー TALL

プラッツが販売している S.P.B(スーパーペットボウル)食器スタンドです。

ステンレスボウルとセットになっており サイズはM・L・XLがあります。

XLのスタンドの高さは30cm。食器の深さが5.8cmなので 食器の底の高さは約24cmになります。

我が家のラブラドールが食べやすい底の高さが約25cmだったので XLが大型犬にはちょうどいい高さだと思います。

見た目は背が高く バランスが悪そうにも見えますが 勢いよく食べても倒れにくい設計になっています。

ステンレス食器のフチ裏とスタンド下部にラバーコーティングがされているので カタカタせず安定して食事ができます。

洗いやすさの点でも高評価になっています。

M:内径12.2cm/深さ4cm/外長径17.6cm/高さ18cm/内容量400ml/重さ342g

L:内径16cm/深さ5cm/外長径23.3cm/高さ25cm/内容量850ml/重さ469g

XL:内径20.7cm/深さ5.8cm/外長径28.2cm/高さ30cm/内容量1670ml/重さ687g

食器台のメリット・デメリット

メリット

・食道を水平に保つことができるので 吐き戻しを防ぐことができる。

・胃捻転や胃腸への負担を防ぐことができる。

・床にこぼれたふフードを拾って食べることが減るので衛生的。

・関節炎やヘルニアの犬 足腰の弱い老犬でも食べやすい。

デメリット

・高さ調節ができるものでも3〜4段階程度。個体ごとの体格や足の長さに合わせにくい。

・安定性は100%ではないので倒す可能性がある。

・使い慣れたお気に入りの食器に合う食器台が少ない。

まとめ

健康のことや食べやすさを考えると 食器台はあった方がいいということが分かりました。

吐き戻しがあったり 高齢になって食べづらそうにしていたら ぜひ食器台の検討をしてみてください。

日本国内で買える食器台は 小型犬・中型犬向けに作られたものが多く 大きな食器やお気に入りの食器で使えるものがまだ少ない感じがしました。

もしぴったりの食器台が見つからないときは スツールで代用したり手作りのテーブルを作ってみるのもいいと思います。

ワンちゃんもテーブルで食べられるようになったらきっと楽しい食事ができるのではないでしょうか。

前の記事/愛犬との旅行。ストレスを軽減するためにできること

次の記事/水分補給で犬の熱中症対策。AUTO DOG MUG PUREをレビュー

コメント

タイトルとURLをコピーしました